18日

2003年7月18日
午前5時半ごろ起床。
前の日はあまり眠れなかった。
今日はいよいよ開幕戦以来の横浜スタジアム観戦。
相手は巨人ということもあり、俄然燃える。

ちなみに旅程は18日〜21日。
バッチリ3連戦すべて観戦である。

高松空港から意気揚々と嫁と2人で飛行機に乗り込み
いざ羽田空港へ。
現地で大阪からきた友人と合流し、3人で宿泊先へ向かう。

が、あまりにも荷物が重く、応援前から少々疲労が溜まってしまう。
次は必ずゴロゴロ引っ張れるカートを買ってから来よう…。

チェックインの時間までまだ少しあったので
荷物だけ預けて食事を取ることに。
せっかく横浜に来たから、横浜らしいものを食べようと思っていたが
目の前に現れた吉野家の看板に誘惑され、牛丼を食す。
どこで食っても同じ味。さすがチェーン店である。

そしてチェックイン。
値段の割にはかなり充実している施設に感動。
次からの宿泊先の最有力候補になったのは言うまでもない。
もちろん会員に入り、ホクホク。

さてさて、いよいよハマスタだ。
到着すると、早くもG党の方々が長蛇の列。
気に入らなかったので、わざと目の前でユニフォームを着てやる事にした。
が、付き添いの2人は人前で裸になる俺を失笑。
少々切なくなる私…。

初日の席はライト側外野指定席の後ろの方。
基本的に後ろで見るのが好きなので、満足。
メガホンも構え、応援歌のチェックも万全。
きたるべく試合開始にむけて待機していると、フリーバッティングに
Gのペタさんがフリーバッティングを始めた。

「お〜オルガの旦那か〜」と悠長に構えていると、ガンガンライトスタンドに
打球を打ち込んでくるではないか!
普段草野球をして打球慣れしている俺でも、素手では硬式球は取れない。
次々打ち込んでくる球を浜ファンがワーワー言いながら避けるさまは
まるで戦場。おろるべしクソッタレ巨人の重量打線!

ようやくペタの打撃練習が終わり、ほっと一息…。
が、次に現れた刺客は高橋由伸!
ライトスタンドへ次々打ち込む。
逃げ惑う浜ファン。俺の中で空襲警報が発令された。

落ち着きを取り戻す暇なく、次々と刺客が。
阿部・斎藤・清水…。カンニンしてください。

嵐がすぎてしばらくすると、本日のバッテリーが発表された!
先発は横浜・斎藤隆、巨人・工藤。
その時には投手戦が予想されたのだが…。


試合開始20分前くらいになるとスタメンも発表される。
本日のスタメンはこうだ。

1 中 金城
2 遊 石井琢
3 左 鈴木尚
4 一 T・ウッズ
5 右 多村
6 二 種田
7 三 古木
8 捕 相川
9 投 斎藤隆

横浜の選手は皆応援しているのだが、特に古木は期待度が高い。
今日の試合がますます楽しみになってきた。

初回、巨人は二岡が出塁するも高橋由が併殺打。
まずは一安心といったところか。
1回裏、金城がいきなり二塁打!
久しぶりのハマスタ観戦でいきなりのチャンスに興奮を隠せなかった。
石井琢の犠打と鈴木尚の内野ゴロで先制点。
俺が観戦した試合でこんなにスムーズに事が運ぶのは初めて(^_^;)

が、2回表に小野ヤスシ…いや、清原にツーランを浴びる。
…雰囲気悪ッ!!感じ悪ッ!!
5回には巨人・鈴木にツーラン。8回には高橋由に場外弾。
8回表までで5対1の敗戦ムード。

「後半戦も厳しいのう…」と思い始めた8回裏の終盤。
野球の神様が劇場を開幕してくださいました。

代打・中根の中前安打。石井琢の右前安打。鈴木尚の中前適時打。
ウッズの四球。多村の右前適時打。種田の二塁内野安打。
なんとなんと一挙4得点で同点に追いついたのである!

「これは約2年ぶりのサヨナラ勝ちがあるぞ…」
と俺も含めて周りのファンも期待し始めていた。

延長突入の11回。その時がきた。
11回表の2アウト2塁のピンチも清原を討ち取りいざ11回裏へ。

巨人の投手は新人鴨志田。
球場の雰囲気はサヨナラムード。
まさに文字通り鴨がネギをしょってやってきたようだ。

万永右前安打。2人倒れて金城・石井琢連続四球で2アウト満塁。
ここで登場するは代打・小田嶋。
期待を込める間もなく、初球を叩く。
打球は美しい曲線を描いて、クソッタレ巨人ファンで埋まる
レフトスタンドへ突き刺さる。

球場が大歓声で包まれる。
我々は周りの名前も知らない浜ファンと抱き合う。
泣いている女性の浜ファンもいた。

ヒーローインタビューの小田嶋を何を言っていいか分からない状態。
とんでもないゲームを偶然にもその場で見れた俺はまさに至福。
浜ファンをやっててよかったよ、わたしゃ(^^)v

明日がカナーリ楽しみになってきたぞ〜。

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