監督論

2003年12月19日
監督として成功する人の多くに当てはまる言葉は
「自我」と「信念」であると思う。

※ここでの「成功」とは結果が出たという意味で
 人柄とか人望とかは別問題です

常勝チームを作り上げた監督を取り上げてみよう。

元西武監督・森は徹底した管理野球で
息の長い強いチームを目指した。
「自我」タイプの監督といえるだろう。

前阪神監督・星野は攻めの姿勢を貫き
勝つことに異常なまでの執着をもった。
「信念」タイプの監督といえるだろう。

元読売監督・長嶋はご承知のとおり
思うがまま考え付くままに行動。
元々チームが強いという持ち前の
「天運」も大きく働いた。
「自我」タイプの監督といえるだろう。

元ヤクルト監督・野村は独自の野球理論で
選手を適材適所に使い分ける。
常に自分が選手時代に培った経験を元に。
「信念」タイプの監督といえるだろう。

さてさて、我らが横浜ベイスターズの
大ちゃん監督はいかがなものか?

彼の特徴を羅列してみよう。
●選手の能力を調子のみで判断する傾向あり
●試合の大事な局面で一番粗悪な采配をする
●人気はボチボチあるようだ
●攻撃的な2番バッター案など、自分なりの理想の野球がある

う〜む、「自我」タイプっぽい。

ここ数年は権藤の放任野球・森の管理野球と
「自我」タイプの監督が続いている。
今から考えると選手をとにかく信頼し
常にチーム内の活性化を目指した大矢の
「信念」タイプの采配が懐かしく思える。

若い選手の多い横浜において
「自我」と「信念」のどちらの監督が
力を発揮できるのだろうか?

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