長々と

2004年7月12日
ご無沙汰しております。
ペナントも中休みということもあり、まったりとしておりました。

今日はまずオールスターの話から。

---

ここ数年間の中で一番面白いオールスターでした。

ペナント中に野球を見ているときにはまずありえない、声に出して笑ったり、他球団の選手のプレーに注目したり…。

これが野球なんだよなぁ。
実際にプレーしている選手の顔、もう小学生ですよ。
純粋に野球を楽しんでいるんですよね。

記録にも記憶にも残る活躍をした新庄の顔なんて、修学旅行の初日の夜の旅館ではしゃぐ小学生の顔でしたよ!(良い意味で)

あえて熱弁することは避けますが、今回のオールスターではファンの間でも色々一悶着もあり、選手の間でもプレーやスタイルで改革への講義をみせた姿に、我々ファンの間でも12球団の素晴しさを再認識したのではないかと思います。

私なんぞ今回のオールスターで
「12球団ではまだ足りない!」って思ったほどです。
もっともっと見たいです、いろんな選手を。

スポーツの原点は楽しむこと。
楽しめないスポーツはただの運動です。
ダイエットと同じですよ、ホント。

今回のオールスターを例の方たちが見ていたら、何かを感じて欲しいところですが、きっと見てないでしょうなぁ。
自分らの懐具合にあまり関係のないイベントですから…。
(まぁ多少はあるんですがね)

とりあえず結論。
野球は、面白い。これが本来の姿。

---

さて、球界再編、渡邊・堤・久万らが描いたシナリオ通りに着々と進んでいるようですね。
もちろん私は反対です。

プロ野球は企業である以上、経営第一なのは確かです。
それは一社会人として私も認めるところです。
ただ、「維持をしていく為の手段」が気に入りません。

今の日本経済が元気がない要因は山のようにありますが、その中で一番ウェイトを占めているのが金融機関。
貸し渋りをし、顧客減少。そして持ちこたえられなくなり、他銀行と合併。
まさに今の野球界と同じじゃないですか。
現に銀行が合併し、経常利益は上がってますか?
現状維持がやっとやと思います。
野球界も同じなのですよ?経営者の皆さん。

もしも今回の球界再編の結果、良くて現状維持ならば、結局は赤字のまま。
そして次の合併が行われてしまい、渡辺が望む8球団1リーグが完成するわけです。
まぁそれが彼の本当の狙いであるんですがね…。

例えば8球団1リーグになったとしましょう。
それで相変わらずの経営状態ならば、今後どうするのでしょうかね?
「ペナントレースは巨人1球団では試合はできないんですよ」

我々ファンに何ができるのでしょう?

署名をしてもおそらく彼らの手元まで届くことはないでしょう。
ライブドアなどの企業が経営プランを提出し、再び買収要請しても、議題にも上がらないでしょう。
ストは効果的かもしれませんが、場合によっては選手自身の首を絞める結果にもなりかねない為、あくまで最終手段です。

ここは…我々ファンの間で何らかの募金のようなものを行い、選手会で協議し、選手の年俸をトータル30%近く落とし、選手参加のファン感謝祭のようなイベントを地方で沢山有料で行い、そこでまとまったお金を集め、選手が選手の為に作り上げた新リーグを!

または、球団が独自に発行した株券のようなものをファンの皆さんに買っていただき、ファンも経営に参加する株主総会のような機会を設け、ファンの意見が反映できるシステムを作り上げる事!

…などと夢を語ったりしたくなります…。

このままズルズルいくと、本当に歯向かえなくなります。
ある意味、旧体制を打破するチャンスであるとも考えられる今回の出来事、熱く静観し、何か動けることがあるのなら、動いてみたいと思います。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索