横浜3−1広島

横浜ファンからすれば胃が痛くなりっぱなしの試合でした。
読売−中日戦のような派手さは無いものの、地味でも見どころ満載だったゲームでしたね。

まずはセドリックの好投。
前回の広島戦での登板は、最終回にラロッカに1発を浴びるものの、チーム先発投手としては初の完投勝利を挙げました。
その辺の相性の良さもあったのか、走者を背負いながらも要所を締めるピッチング。良かったですね。

多村も広島戦では相性よく、昨日から安打を量産。長打も量産。
気持ちよく野球をしている印象を受けましたね。

---

【1回裏】
ヒットとエラー、そして四球が絡み2アウト1・2塁。打者は前田。
昨日の悪夢が蘇りそうな場面でしたが、ここは前田をセカンドゴロに打ち取り、事なきを得ました。
振り返ってみれば、このイニングを無失点で切り抜けたことが、試合終了まで大きくモノを言ったのではないかと。

やはり立ち上がりの初回って大事ですね。

【2回表】
多村がヒットで出塁するも続く古木が三振ゲッツー。
広島先発・黒田との相性の良さを買われてスタメン起用でしたが、思うような活躍が出来なかったようです。

またきっとチャンスは巡ってきます。
何度か巡ってくる間に、自分なりの結果を地道に出していけば、熾烈なレギュラー争いに食い込んでいけると思います。
村田と共に頑張りましょう。次世代の中軸選手。

【5回表】
好投していた黒田をついに捕えたこのイニング。
勝負所のポイントが満載でしたが、何より黒田にとって痛かったのが、セドリックへの四球でしょう。
あの四球の後に種田の勝負強いバッティングが冴え、2点追加。
これが決勝点でした。

本人も試合後のインタビューでその点を挙げているように、とても大きな場面でした。

ついつい投手は「自分が塁に出れば自分の投球が楽になる」と思い、何とかヒットを打とうとするものですが、実は一番良いのは、臭い球はファールで粘り、明らかにボールの球は振らない。そしてヒットよりも四球で出塁することです。

案外投手にヒットを打たれたら、打たれた投手は「交通事故やと思えばいい」と開き直れるものですが、四球は全て自分のせい。
その悔いを引きずったままの投球となりますからね。

そういう意味でも、本塁打よりも価値のある四球でした。

【8回裏】
広島の攻撃、1アウト満塁という絶体絶命の場面。
ここで門倉がスクランブル登板、続く前田・野村を抑えるスーパーリリーフを見せました。
門倉本人にも「痺れる場面」と言わしめるハラハラする回でした。久しぶりに野球の醍醐味を味わいました。

続く9回も門倉がガッチリ3人で抑え、3連続セーブ。
本人もやりがいを感じつつあるのではないでしょうかね?

---

予定されていたマレンを次の阪神戦にスライド。
マレンは阪神を得意としています。
そして同じく阪神殺しの名人三浦も阪神戦に向けて登板を待っています。

最低でも2勝、キッチリと挙げておきたいところですが、ストライキがどうなるか…。
登板予定の選手が一番気にかかっているのではないでしょうかね。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索