佐伯の移籍問題の件について。

先日の記事で、球団から冷たい対応をされ、涙ながらに決別宣言をしていた佐伯ですが、この度の話し合いで誤解が溶けたようですね。

ですが、佐伯はFA行使を明言。
理由は一つ。
ファンのため。

FA残留の条件提示は、契約年数でもなければ年俸でもなく、ただファンが球場に多く訪れる様にする為に、チケットの値下げやサイン色紙を渡すなどのファンサービスの強化でした。

こういうことを平気で言える選手…いや、大切な人材を切捨てるような会社ではダメだぞ、フロント陣。
球場が潤うって事は、アンタらフロント陣にとっても願ってもない事ではないのか?

今回の佐伯発言を受け、すぐに横浜スタジアムに駆けつける事のできない香川に住んでいるこの立場が歯がゆくてなりません。
せめて毎年行っている、夏休みに横浜スタジアムで観戦家族旅行は意地でも続けていきたいな。
佐伯のため、そして球団のために。

牛島氏監督就任

2004年10月18日
牛島氏の監督就任に関しては賛否両論出ておりますね。
私の場合は、結果や中身を見る前から賛否を出すような事はしたくないので、まずは様子を見ていきたいなと思いますが、一番注目している点は、やはり投手力の再建でしょうね。

今シーズンの横浜の成績を振り返って見ましょう。

チーム打率は2割7分9厘でリーグ1位という成績。
チーム本塁打は194本でリーグ2位、多村・ウッズの活躍が光ります。
チーム総得点は640点でリーグ3位。
「得点圏に走者が居ると打てない」言われながらも3位です。

さて、攻撃面では問題なさそうです。
次に今現在、槍玉にあがっているチーム投手成績をみてみましょう。

チーム防御率は4.47でリーグ3位。
チーム総失点は666点でこれもリーグ3位。何とも気味の悪い数字です。

ご覧頂いたとおり、リーグ3位と決して悪いとも思えない数字ですが、よくよく考えると、リーグでの順位がどうとかこうとかよりも、4.47という「数字」が問題ですね。

例えリーグ3位の防御率であろうとも、4.47はちょっと打たれすぎ。
せめて4.20くらいまで持っていかないと、リーグ3位って誇れないかもしれません。

しかしこの0.2を埋める事は、並大抵の事ではできません。
数字で見ればたった0.2でも、これが長いシーズンになってくると、ズシリと重くのしかかってきます。

この辺の数字で見える再建に期待しているのが私の見方です。

今シーズンも終了

2004年10月17日
え〜長らく書いておりませんでした。
その間に色々出来事がありましたね。

熱く盛り上がったプレーオフもあり
吉見があわやノーヒットノーランを達成しそうになったり
横浜の最下位が決定したり
佐伯がFA宣言で球団との決別を示唆したり
日本シリーズが開幕したりと…。

---

我らが横浜はオフシーズンに入ります。
これからのこの日記は、そのオフでの色々な話題を取り出して、自分なりの意見を書いていこうかなと思っています。
横浜6−5広島

勝った勝った!勝ちしました!

いや〜消化試合だというのに、この熱さはなんでしょうか(笑)
今シーズンも終わりに近づき、まだ見どころを感じる事が出来るのも、横浜ファンの特権なのでしょうかね?(苦笑)

まぁ何はともあれ10月初勝利。よかったね(゜∀゜ )

今シーズン限りの契約とすでに聞かされているマレン。
ですが、投げる試合は全力でやるとの本人の言葉通り、一生懸命投げてくれました。

もう1年…マレンを見たいなぁ、私は。

---

【1回表】
ウッズの登録抹消にあたり、鈴木尚が久しぶりのスタメンに。
その尚典に早速ヒットがでました。

今日のベイナインのなかで、一番ノビノビ野球をしていたのは、彼なのかもしれませんね。

【2回表】
鈴木尚と同じく、なかなかスタメンの機会が与えられない古木も今日はスタメン。
そして早速の二塁打と猛アピール。
横浜の外野手争いは来年も激戦の様相ですね。

【7回表】
やっとでた!
おまたせしました多村の40号です。

前の打席でセンターオーバーのタイムリーヒットを打って気分を良くした今回の打席だったので、上手くカーブをひきつけてレフトスタンドへ運んでいきました。

横浜から40号を打つ日本人が出たことが嬉しくもあり、何とも不思議でもあります。

多村のこれからの課題は、得点圏での打率をあげる事。
それが出来れば、本塁打・打点とタイトル争いが出来そうなバッターに十分なれます。

---

なんとか5位を死守した横浜。
なんとも寂しい目標ですが、今横浜ができる事・叶えられる目標を目指して戦う事は大事だと思います。
横浜1−2広島

横浜先発・土肥と広島先発・ベイルとの投げあいとなりました。

最下位がかかっているだけに、両チームとも負けられないという雰囲気が十分感じられる、消化試合にしてはピリピリとしたゲームでした。
それだけに、敗戦というのがとても悔しかったです。

---

【1回表】
石井・種田の連打は得点の臭い。今シーズンよく使ったセリフですねぇ…(´∀` )

ここで佐伯の併殺崩れの間に1点先制したわけですが、ベイルの立ち上がりを助けてしまったのもまた事実。
あの場面で佐伯・ウッズ・多村でもうひと攻めできなかったこと、これが敗戦に繋がってしまうとは、この時誰も思っていませんでした。

【7回裏】
疲れが見える土肥に代わり川村がマウンドへ。

しかし、前田に四球を与え、犠飛とタイムリーが絡み2失点。
いい投球を見せていた土肥ですが、勝ち投手の権利が消滅してしまいました。

頑張っていただけに、勝たせてやりたかったなぁ。

---

さぁ、最下位広島とは0.5ゲーム差に。
広島の呼吸どころか鼻息まで感じる距離になりました。

明日は負けられません!
横浜3−7読売

チームの勝ち頭であるセドリックの先発でしたが、勝ちに繋げる事が出来ませんでした…。

この試合、優勝した98年以来となる読売戦の勝ち越しがかかっていただけに、是が非でも勝って欲しかったのですが…残念です!
読売もベストメンバーじゃなかったですし…。

でも点差の割にはいい試合となりました。
中盤の横浜の追撃は、ワクワクさせてもらいましたしね。

---

【2回裏】
多村・金城の連打で1アウト1・2塁。
ここで多村は3盗を試みるも、あえなくタッチアウト。

今年の多村の目標であった3割30本30盗塁。
やはり残るは盗塁の成功率でしょうかね。来季こそトリプル3を達成してもらいたいです。

【5回裏】
石井琢郎のタイムリー、そして種田の2ランで3点。
今年は最初から最後まで、この両ベテランが切り込み隊長として頑張りました。

が、やはりここに若手が食い込んでこないと、今後の強い横浜を作る事は出来ません。
はやい時期での若い切り込み隊長の誕生が待たれます。

【9回表】
久しぶりに1軍での牛田の登板でした。
ヒットと四球が絡みバタバタしたものの、2つの三振を奪い無失点。

変化球を投げるとき、ボールを深く握りすぎているような印象を受けましたが、まだまだこれから。期待しましょう。

---

今シーズンの対読売戦はこれで5分。
ですが、相手チームの戦力を考慮すると、よく頑張ったと私は素直に思います。

勝ち越しは来季においておきましょう!
横浜4−6阪神

10月に入り、今シーズンも残り数試合となりました。

先発・加藤の立ち上がりが大乱調で、2回までに5失点。
この5点が最後の最後まで大きくのしかかりました。

シーズン途中から先発転向した加藤。
そろそろ疲れの出る頃です。
ですが、おそらく次の登板が、加藤の今シーズン最後の投球となると思います。
ぜひ、次の登板で、今年の加藤の集大成を見せて欲しいです。

---

【1回表】
阪神打線に加藤の球がキッチリ捕らえられ、連打連打での4失点。
コントロールはまずまずだったのですが、球のキレがイマイチなかったために、ストライクの球を狙われてしまっていたようです。

この初回の様子を見て、加藤に打席が回ってきたときが降板だと、誰もが思ったのではないでしょうかね。

---

【5回表】
4回まで阪神先発・三東を全く打てなかった横浜打線ですが、ようやくこの回に反撃しました。

1アウト後、多村のチーム初安打を皮きりに、金城がヒットでつなぎ、1アウト1・2塁。
村田倒れて続く相川が意地のタイムリー!2点とりました。

アテネから帰国後、力の入る場面でよくタイムリーを打っている相川。精神面で大きく成長してくれました。
気持ちが強くなれば、技術は後からついてきます。
来季の相川、一気に伸びる予感がします。

【6回表】
ウッズに45号が飛び出しました。
本塁打王を意識しだしてからバッティングの狂いつつあったウッズですが、この一発で楽に打席に入れるようになればいいですね。

---

10月最初のゲームで感じの悪い敗戦となっちゃいましたが、最下位広島も迫ってきている今、まだまだ消化試合といえども手は抜けません。
全力で5位死守を目指したいところです。
横浜5−3阪神

今季対阪神戦の勝ち越しを決めました!

去年対阪神戦で屈辱を味わっていただけに、1年で一気に盛り返せた事が、チームとして大きな収穫となりましたね。

先発のマレンは7回1失点と好投。
すでに球団側はマレンと来季の契約を結ばない方針を固めているものの、マレンは「(解雇は)知っているが、プロとして投げる試合は全力で戦う」との事。
この気持ちが球団側に通じるかな?
私個人としては、もう1年使ってみたい投手ではあるのですが、皆さんはどうお考えでしょうか…?

---

【1回裏】
今日はよく阪神の併殺打に助けられました。
その1回目の併殺打がこのイニング。
1アウト1・2塁から打点王を狙う金本がファーストゴロ併殺打。
絶好の打点を稼ぐ場面だっただけに、ちょっと力が入った感じでした。
初回だけに、大きな併殺打でもあったと思いますね。

【3回表】
相川ヒットでマレンが送って1アウト2塁。
石井が続いて1アウト1・3塁。
ここで勝負強さではピカ一の種田がタイムリー。
最近はあのガニマタがチャンスでかっこよく見えます(笑)

【4回表】
横浜にスクイズ失敗がでました。
こういう時に試合の流れが相手に傾きがちとなります。
裏の阪神の攻撃が心配になりました…。

【4回裏】
その裏の阪神の攻撃ですが、ここで助かった2度目の併殺打。
0アウト1塁から関本がショートゴロ併殺打。
表のスクイズ失敗を帳消しにする、これも意味のある併殺打でした。

【5回表】
試合の流れがいったりきたりする展開でしたが、ここでその流れに便乗し、ウッズが久々の2ランを放ちました。
本塁打王と打点王の2冠獲得へ向けて驀進するウッズ。
金本の心中はこの時どうだったのでしょうか…。

【8回裏】
最大のピンチとなったイニングです。

石井の失策から連打を木塚が浴び、2失点。
もうリードは1点しかなくなりました。
ここでバッター桧山がセンターフライを打ち、飛び出したランナー金本もタッチアウト。
3つの併殺打の中で一番助けられた併殺打となりました。

阪神としては悔やみきれない攻撃になったと思います。

---

さぁ、次もまだ阪神戦です。
甲子園でやりにくいとは思いますが、観客の歓声やヤジに飲まれないよう戦って欲しいです。

あと、山下監督。
通算100勝、おめでとうございます。
横浜3−4阪神

阪神との4連戦、全部取って4位浮上を狙いたい所でしたが、惜しくも1点に泣く惜敗でした…。
3点先制されてよく追いつけたと言えばそうですが、3回の今岡のソロ本塁打が何より痛かったなぁ…。

攻撃では佐伯が3安打に攻守と元気でした。
シーズン中盤から終盤にかけてレギュラーを勝ち取った佐伯。
シーズンの最後に向けて充実感のあるプレーを続けているんではないかと思いますね。

しかしながら不本意なシーズンを送っているのが、今日もスタメン出場している村田。
まだまだ長いトンネルが続きそうですね…。
これは自力で抜けるしかありません。
この程度の壁を打ち破れないようなら、彼はそれだけの選手だったという事でしょう。

プロ入り2年目で、もう正念場を迎えています。
が、それは期待の現われ。頑張って欲しいものです。

---

【5回裏】
3点ビハインドでした。
井川が倒れたあとに、赤星がヒットで出塁、1アウト1塁。
ここで警戒しなければならないのは、当然赤星の足。
3点のリードを許しているだけに、これ以上の失点は苦しくなる。

この窮地を救ったのが土肥の牽制でした。
見事なクイックモーションと、赤星の走るぞという呼吸を読んだ土肥の勝利でした。

赤星を牽制で刺した事が、次の横浜の攻撃にいい流れを呼び込みましたね。

【6回表】
さて、そのイニングです。
佐伯がヒットで出塁。ウッズ倒れてバッターは多村。
ここで40本へあと1本となる39号2ランで1点差に。

いい本塁打がいい場面・いいタイミングで出ました。
これで流れはこっちに傾きそうだったのですが…。

【6回裏】
3本の長単打で1失点。土肥は限界でした。
次の7回で土肥に打席が回ってくることもあり、もう1イニング…と首脳陣は考えていたと思いますが、それが裏目に。

この1失点が決勝点になろうとは…。

【7回表】
相川・万永が倒れてツーアウト。
ここから横浜の猛攻が始まりましたね。

石井の投手強襲安打、種田の四球で2アウト1・2塁と長打が出れば同点という場面。バッター佐伯。
ここで佐伯はあえて長打を捨て、単打でまず1人ランナーを返す事に専念し、タイムリーを打ちました。
そして次のウッズに託しました。

が、そのウッズ、現在調子が落ち気味であえなく凡退…。

今日元気だった佐伯だけに、ここは思い切って大きいのを…と思ってしまうのは結果論でしょうかね?

---

8回にも2アウト満塁と見せ場がありましたが凡退。
チャンスにあと一本という、今年の横浜の弱さを露呈したゲーム内容でした。
それでもまだ追いつく力は十分残っていますし、希望を捨てずに、一つでも上の順位を目指して球場に足を運んでいるファンのためにもいいプレーを見せて欲しいです。
横浜0−3中日

今季5試合目の完封負け。
今日は俺流采配落合の前に完敗でしたね。

まさかの落合の先発に、いきなり起用した森が本塁打を放つという、先の展開がもう分かっていたかのような起用法。
正直寒気のする思いです。

山下監督にこの千里眼があれば…。
いや、そういうことは望んじゃいけませんね。

---

【1回〜3回】
落合先発というあまりの奇策に動揺したのか、サッパリ打てなかった序盤戦。
実は2軍で先発に向けて調整していたという落合。
これは先の日本シリーズも視野に入れての事でしょうね。

【4回裏】
また村田がやっちゃいました。

金城がヒットを放った後に村田は併殺打に倒れる。
試合展開が1点を争いそうなだけに、大事にしたい走者だったのですが…。

ここで村田に言いたいことは、ショートゴロで併殺打になってしまった事。

さっきも書いたように、1点を争うゲーム展開。
例え自分が凡打したとしても、走者は次の塁に進めておかなければならないのが、打席に立つ打者としても心構え。
それなのに引っ張ってショートゴロとはいただけません。

これがセカンドゴロ併殺打ならば「仕方ない」とも思えるのですが、あまりに粗末な打席だっただけに、ちとガッカリです。

【5回表】
昨日に続き、村田が併殺打を打った後のイニングには失点するという出来事。ジンクスにだけはならないように…(´∀`lll)

ここで特筆すべき点は2ランを打った中日・森。

彼は元々スイッチヒッターらしいのですが、バッティング向上に向けて今年は左打席に専念していたそうです。
が、1軍に上がった時、落合監督に「まぁ気にせず、相手が左投手なら右に立ってみろ」との助言をもらったらしく、セドリックが相手だったため、右打席に入りました。
そしてその右打席で先制のツーラン。

まさに落合監督恐るべしです。
優勝するチームの勢いと運と実力をモロに感じました。

正直勝てる気がしなくなりました、今年の中日には。

【9回裏】
さぁミラクル横浜!
今日もいい感じで奇跡の逆転へ向けて攻めていきました。

佐伯が倒れた後、ウッズ・多村・金城の連打で1アウト満塁に。
特に金城の気迫溢れるヘッドスライディングはカッコ良かったなぁ。

続くバッターは代打・古木。
前日までの終盤の猛攻には古木の四球が大きく絡んでいました。
ミラクルの流れを断ち切らないようにするためにも、左の岩瀬に左の古木を出した起用法は間違っていなかったと思います。

が、計算外だったのが、岩瀬のメンタル面。

前日も岩瀬がギリギリまで追い込まれる展開。
それでも落合監督は起用法を変えることなく、岩瀬を今日も再び投入。
岩瀬の意気に応える気持ちが、古木・横浜のミラクルを消し飛ばした格好となってしまったようです。

---

今日は中日に負けたんじゃなく、落合監督に負けたという印象。
勝つチームとはこういう野球をするんだよと、マザマザと見せ付けられました。

いつか見ていろよ中日!
必ず横浜も、いつかは98年以来のV奪還を果たし、他のチームのファンから「勝てる気がしない」と思わせるような力を持ってみせるからな!ヽ(`Д´)ノチクショー!
横浜3−5中日

最近の横浜の見せ場は9回裏。
今日も中日を土俵際まで追い詰めたのですが、さすがに首位・中日。読売戦の時のようには行かないようです。

横浜の先発は中4日で加藤。
前回の登板で3回で降板しているので、今度こそという気持ちは伝わってきました。
しかしなかなか勝ち運が無いのか、頑張りが勝ちに結びつかないのがかわいそうですね。

---

【2回裏】
ウッズ・多村の連打、金城がゲッツー崩れで1アウト1・3塁。
バッターは村田。
結果は最悪のショートゴロ併殺打。
普段アウトになるときは、POPフライか三振が多いのに、こういう時に限ってゴロで凡打となる村田。
今年はやる事なす事うまくいかないようですね。

それが一流選手になる為に乗り越えなければならない壁。
自分の力で打ち破るしかないのです。

【3回表】
村田の併殺で試合の流れが中日に行ってしまい、先制を許すイニングとなりました。

2アウトまでは簡単に漕ぎ着けた加藤ですが、荒木にヒットを打たれ、盗塁もきめられました。2アウト2塁で打者井端。嫌な予感がプンプンします。

井端の打球は、加藤が力でねじ伏せるも、不運なポテンヒットとなり、荒木は生還。
投手として、打ち取っているのにヒットとなる一番堪える内容での失点でした。
その為気落ちしたのか、続く立浪にタイムリーツーベース。これが余計な失点でしたね。

【4回裏】
種田・佐伯が連続ヒット、ウッズ倒れて1アウト1・2塁。
打者は多村だったのですが、ここでまた併殺打に終わる。

今日の試合は勝負所で2度の併殺があり、最後までその2度のチャンスの無得点が響く形となっちゃいました。

【5回裏】
好投の加藤がバットでも活躍。
なかなか援護がもらえず業(ごう)を煮やしたのか、自力でタイムリーを打ち1点差に。

打った事は良かったのですが、その後の塁上で盛んに投手を揺さぶるような動きを見せていた加藤。
私は次のイニングのスタミナが心配でなりませんでした…。

そして案の定…。

【6回表】
アレックスに打たれて無死1塁。
谷繁に送られ、森野には内野安打。1アウト1・3塁のピンチ。

ここで横浜は、最近中継ぎでいい働きを見せている山田にスイッチ。
しかし山田は最近チーム内で最も多く投げており、「ちとマズいかもしれん」と思っていた矢先に代打・高橋に痛恨の一撃をもらってしまいました。

これにて4点差。
今日の試合の流れから考えて、非常に重すぎる点差となりました。

結局山田は犠打以外でアウトを取ることができず、降板。
中継ぎの起用と言うのはとても難しいですね…。
【6回裏】
さぁその裏の攻撃。
前回の試合までの逆転イメージがまだ横浜に残っているのか、1アウト満塁と一気に点差を縮める事の出来るチャンスが到来。

バッターは代打・鈴木尚。
しかし結果はあえなく空振三振に。
続くバッターは村田。
そして村田も空振三振。

こういう場面で今季不調の2人に出番が回ってしまう横浜。
チームとしての不運も感じてしまいます。

【9回裏】
いま一番横浜にとって見どころのある9回の攻撃。
守備から試合に参加していた万永が、反撃に向けての口火を切る、鮮やかな一発を放ちました。
チームの雰囲気も、あの一発で「今日もミラクルを起こしちゃうか?」という良い感じになった事は間違いないでしょう。

そしてそれまで快音の無かった村田にも一発。
「あの満塁で打ってくれよ…」と思いつつも、まぁ打ってくれたのでヨシとしましょう。

その後も相川ヒット、代打古木は今年目を見張るように成長した選球眼で四球を選び、続く石井が進塁打で2アウト2・3塁という、一打同点となる大きな山場が来ました。
横浜の打者は、今チームで一番勝負強い種田。
球場のボルテージも最高潮。
そして種田の打球は…ショートのグラブに収まってしまい万事休す。
あと一息でした。

---

それでも9回裏ミラクル横浜現象は確かに今日も存在しました。
野球は何が起こるか分からない魅力あるスポーツ。
それにもまして横浜は何が飛び出してくるか分からない魅力あるチーム。

まだまだ試合が残っていますが、シーズン真っ只中の時同様に応援していきます。
横浜11−10読売

横浜vs読売、このカードはよく信じられないゲーム展開を引き起こす、曰く付きのカードです。
今回もその不思議な力を発揮し、強烈な印象を残した試合を見せてくれました。

当日観戦したお客さんはとても疲れたんじゃないかなと思います。

序盤はマレン・久保両投手の投げあいで、とても荒れる展開には感じませんでした。
1点を争う好ゲームが一転、ノーガードの打ち合いに変わるとは…とても予想できませんでした。

何より中盤〜終盤での失点分を得点するあの展開。
野球マンガかと思いましたよ。

---

【3回裏】
石井・種田の連打で1アウト1・3塁。
昨日も書きましたが、この両名が連打すれば、得点の臭いがプンプンしてきます。
続く佐伯がキッチリタイムリーを放ち、1点先制。

今考えると、この1点が最後までモノを言いました。
いろんな意味で貴重な1点だったと思います。

【6回表】
小久保・高橋由に連続アーチ。
小久保の2ランは仕方ないにしても、続く高橋由の本塁打は十分防げましたね。
苦労してとった1点を一気にひっくり返されて気落ちしたマレン、無気力に投じた球を高橋由は見逃してはくれませんでした。
この辺の気持ちの切り替え…マレンが今年いまひとつ活躍できなかった要因です。
今後の去就が注目されるところです。

【6回裏】
まず1度目の失点返し。
3点取られた後に3得点。
ここで評価したいのは、全てタイムリーヒットでの得点だった事。
大味な本塁打攻勢もいいですが、こういうボディーブローのように効いてくる攻撃もまた魅力です。
シーズンも終わりに近づいてはきましたが、打線に繋がりが出来てきました。

【8回裏】
2度目の失点返し。今回も3失点後に3得点。
ここでも全てタイムリーでした。
中でも代打・鈴木尚のタイムリーは大きかった。
対鈴木尚の為に読売が投入した岡島を打っての得点。
読売サイドとしては胃が痛くなる展開だったと思いますね。

そして相川。
走者一掃の逆転二塁打を打ちました。
前の試合くらいから打撃好調の相川ですが、こういうピリピリした場面で打てるようになった裏には、アテネでの緊張感を肌で感じてきた経験が生きているのかもしれませんね。
例えあまり試合に出ていなくても、感じるものはみんな同じ。
行ってよかったと思える瞬間でした。

【9回表】
抑えの門倉が3本の被弾で4失点。
読売サイドはお祭り騒ぎでした。ファンもしかり。

正直「終わった…」と思いました。

何より先頭打者の仁志の一発。
ここ最近全く当たっていなかった仁志に同点本塁打を浴びた時には、もう勝てる気がしていませんでしたね。

しかし…野球とは恐ろしいものです…。

【9日裏】
3度目の失点返し。4失点の後の4得点でサヨナラ勝利。

種田・佐伯と簡単に打ち取られ、2アウト走者無し。
ここで途中から守備固めで出場していた河野。
オープン戦では打撃好調だった彼だけに、淡い期待はしていました。

河野の打球はライトへ上がり、十分守備範囲。
守備固めとして入った堀田は捕球態勢。
しかし、ここで1度目の奇跡。
薄暮れの空と照明の関係か、堀田捕れず。記録は3塁打。

続く多村の打球もまたライトへ。
今度こそ堀田も余裕の捕球体勢。
しかし、ここで2度目の奇跡。
またもや打球が保護色で消えたのか、堀田のグラブには収まらず捕球できず。
記録は適時3塁打。

続く金城の打球はファーストへのゴロ。
清原の守備範囲。
しかし、ここで3度目の奇跡。
清原の視野から同じく球が消え、捕れずにライトへ転がる。
記録はタイムリーヒット。

そう、この3つの大きな読売の記録に残らなかったエラー。
全てライト側からの薄暮れの空と照明と白球、それらによって打球が視界から消えるという、横浜にとっては願っても無い出来事だったのです。

そして古木が歩いた後に相川が勢いをそのまま受けたかのような神がかり的バッティング。
この恐ろしい試合に終止符を打ちました。

---

シーズン終盤にこういう試合を見れる事、私は嬉しいです。
どんな順位に居ようとも全力で野球をする姿をスタジアムに来ているお客さんに魅せる事…これが彼らの使命です。

色々ゴタゴタしている日本プロ野球。
何だ、まだまだ魅力的じゃないですか!

まだまだ私はプロ野球、そして横浜ベイスターズとお付き合いして行くつもりです。
どんな事があっても。
横浜6−3読売

スト明け3連勝。
その3試合とも、序盤の猛攻が決めてとなっていますね。
特にこの試合は読売の先発投手が工藤だけに、立ち上がりにどう攻めるかがポイント。
1〜2回とじれったい展開だったものの、3回に2アウトから4連打を浴びせてKOできたことは好評価ですね。

先発した土肥はスライダーの切れとコントロールが良く、上手く読売のバッターのタイミングを外せていた印象です。

特にローズには今シーズンいまだ被安打0。
被安打0のままシーズンを終えそうです。

---

【1回裏】
佐伯の併殺打の間に1点先制。

ここで豆知識。
凡打でも走者が生還すれば打点にはなるのですが、こういった併殺打の間に帰った走者は打点が付きません。
佐伯においては残念でしたね…。
せめて外野フライでも打っておけば…という内容でした。

【2回表】
いいコントロールを誇る土肥が二岡に対して失投。

アウトコースのボール球を要求する相川でしたが、投げたボールは二岡の大好きなアウトハイ、少し中に入ってきました。
これでは右方向へもっていかれるでしょうね。

強力な打線が売りの読売。
1つのコントロールミス、1球の怖さは健在ですね。

【2回裏】
その二岡のお株を奪うように右方向へ本塁打を放った金城。
しかもポール直撃。
工藤の「やっちゃった〜」という様な打たれた後の顔が印象的でした。

金城の右打席はパンチ力がありますね。

【3回裏】
石井・種田の連打。
前日の試合もそうでしたが、彼らベテラン1・2番コンビが連打すると、ビックイニングの予感がしますね。

案の定、2アウト後から多村・金城・内川・相川と連打。
下位打線でも十分繋げられる事ができるんだぞと言わんばかりの猛攻でした。

工藤に至っては打たれていた球はほとんどが高めの真っ直ぐ。
高めの真っ直ぐを簡単にはじき返されるという事は、球威の無い証拠。
早めの降板は正解だったように思います。

---

土肥の後を投げた木塚のスーパーリリーフも光りました。
ここ数試合、セリーグで一番チーム状態がいいのは横浜だと今は断言できますね。
このままシーズン終了まで好調を維持し、あわよくば4位浮上を狙って欲しいものです。
阪神も調子がイマイチの様ですしね。
久しぶりに復帰です。
今日からまたマッタリと書いていきます。

横浜11−4読売

序盤で勝負あり…といった感じの試合でしたね。
何より読売の投手陣が悪すぎた、そんな印象です。
それでも、その相手の不安定な状態に付け入った横浜打線。
前日同様好調のようですね。

先発のセドリックは決して良くなかったのですが、序盤の大量リードにも助けられ、回を増すごとにノビノビ投げ出しましたね。
カーブとストレートの技術面は十分過ぎるほど通用するレベル。
後はいかに調子が悪くても投げられるかどうかのメンタル面、そして課題のクイック&牽制ですね。
彼の秋季キャンプ〜春季キャンプ間の課題が見つかりました。

古木が2試合連続のスタメンで結果を出しています。
近年まれに見るし烈な外野手レギュラー争い。
今年に自分の定位置をガッチリ固めた多村でさえもウカウカできない…そんな競争にワクワクしてしまいます。

前日代打出場した鈴木尚も良い頃の打撃に戻りつつあるようですし、なんだかワクワクを通り越してモッタイナイ気もします。

さて、ではいつもどおり、キーポイントとなったイニングを個別に感想を書いていきます。

---

【1回表】
1アウト1・2塁、打者・小久保というピンチ。
ここで小久保を併殺打に打ち取りました。
今日の試合、こういう大きな意味を持つ併殺打が多々あり、調子の良くないセドリックを助ける要因にもなったと思います。

【1回裏】
石井琢の二塁打もモチロンのこと、その後の種田のバントヒット、これが読売先発・高橋尚の立ち上がりのリズムを完全に崩しましたね。

あのバントヒット、ベンチからの送りバントのサインだったようですが、幸運にもいい所へ転がりました。
この1回の表裏を見る限り、試合運は横浜にあるな…という感じでした。

その後、リズムのつかめない高橋尚に横浜打線が襲いかかり3点を取りましたが、続く0アウト満塁から1点も取れなかった事は少しモッタイナイ気がしますね。
あそこで1〜2点貪欲に取りにいって欲しかったです。
相手が読売だけに、1点でも多く取っておきたいのが本音です。

【2回表】
オイラが個人的に勝敗が決した時だと思っているイニングです。

阿部にタイムリーを打たれ、なおも1アウト満塁。
点差は2点でバッターボックスには仁志。
正直、同点は仕方ないなと覚悟をしていました。

が、ここで石井琢にビックプレイ!
センター前に抜けようかという当たりをダイビングキャッチ。
走者は当然帰塁する事が出来ず、併殺打。
アレが抜けていれば同点は確実だっただけに、読売にとっては余りにも不運すぎる併殺だったでしょう。

完全に試合運は横浜にありました。

【2回裏】
そして猛攻となった裏の攻撃。
高橋尚をKOし、続く佐藤の代わり端に古木が一発3ラン。
これで7対1とし、いつもは「6点差ならまだ不安」と思う読売戦でも、「今日はイケる」と確信しました。

それはなぜか…「試合の流れ」は1プレーで変わっても、「試合運」は簡単に変わらないからです。

【3回裏】
ウッズの本塁打、よ〜く飛びましたね〜。

オフの去就が注目されているウッズですが、周囲の雑音は気にすることなく、2冠王に向けてマイペースに打ち続けて欲しいものです。

【5回表】
1アウト1・3塁で打者・高橋由。
高橋の打球はいい当たりながらもウッズの正面、走者は戻れず併殺打。

ホントに読売は不運が続きました。
試合運はもう読売には微塵も残っていない試合でした。

---

スト明け、打線好調で2連勝の横浜。
今はチームのためではなく、球場に足を運んでくれるファンにいい試合を見せるぞ…そんな気持ちが十分伝わる2試合でしたね。

次の試合、例え負けても、ファンが来て良かったと思えるいい試合・プロらしいプレーを魅せて欲しいと思います。

お詫び

2004年9月17日
嫁さんの父親が急逝した為、日記が書けませんでした。
申し訳ありません。

次の試合から少しずつ書き始めていきたいと思いますので
またよろしくお願い致します。

---

せっかく今書いているので、山下監督任期満了について意見を述べてみます。

まず皆さんにやめていただきたいこと。
「解任」じゃありません。
あくまで「任期満了による契約終了」です。
森前監督のときとは状況が違いますんで、お間違いの無きよう。

そして本題。
私としては複雑な気持ちですね。

確かに采配はいただけない内容が多かったです。
それでも色んな選手にチャンスを与え続けたこと。
あの采配だからこその功績ではないかなと思います。

加藤や土肥、セドリックといった新先発の登板にワクワクし
多村と金城の怪我を必要以上に心配し
ウッズの一発の飛距離に驚嘆を覚え
高額年俸者が仕事しない度に「不良債権だ」と嘆いたり
古木&村田コンビに「またか」「しっかりせんかい」と思い
何より山下監督のヘボ采配(失礼)に首を傾げて怒りを溜める…。

こんな日々、嫌いではなかったりする自分がこの2年間居たのも事実です。

しかしプロ野球は勝負事の世界。
勝たなければ更なる新しいファンは増えないだろうし、なにより経営上の問題もある。

そう考えれば退任も当然といえば当然。

皆さんはどのようにお考えなのでしょうか?

まだ20試合近くある今シーズン。
山下監督から、そしてチームから目が離せないなぁ…。
横浜6−5阪神

辛勝でした。
こういう試合は勝ちたいという気持ちの強いほうが勝つもの。
4つの犠打を実行し勝ちにこだわったこの日の横浜。
この勝利はその賜物だったように思います。

執念を久しぶりに感じました。
一貫性のある攻撃という面でも、とても効果的でした。

先発した三浦は、同点に追いつかれた7回までは、安定した投球。それだけに今回勝ち星を逃した事がもったいなかったですね。
チームは勝ちましたが、三浦本人は釈然としないものがあると思います。
その気持ちが次の登板に生きると信じたいです。

---

【2回裏】
1アウト後、金城が何気なく四球で出塁。
その後の内川が雨天を切り裂くかのような痛烈な一撃。
ホンマに野球って四球がらみの得点がモノを言ってきますね。

一つの四球を大事にする姿勢。これが勝利への近道と言えそうです。

【3回裏】
この回の攻撃も前述通りですね。
石井が四球で歩いた後に、種田のタイムリーツーベース。
畳み込む追加点となりました。

出して良い四球と出してはいけない四球。
奥が深いですね、野球。

【5回表】
代打・葛城が振り逃げで出塁。
しかし続く赤星の安打で3塁を欲張りタッチアウト。

佐伯がよく刺したと言うべきか、葛城が佐伯をナメていたと言うべきか…(´∀`lll)

まぁどちらにしても、とても助かりました(笑)

【6回表】
これもいつも日記に書いていることですが、失策がらみの失点。今年の横浜に特に多い失点パターンです。
このイニングも、せっかく好調金本をサードゴロに打ち取りながらも、送球のミスで出塁を許し、続く桧山に長打を打たれての失点となってしまいましたね。

三浦もちょっとガックリきたのかもしれないですね。
続く7回の同点劇のひきがねになったのではないかと、個人的に思ったイニングでしたがどうでしょうか?

【7回表】
さてその問題のイニング。
何といっても、関本・今岡への連続四球が痛かった。
それも両者とも追い込んでからの四球。
球数も増え、疲れも増え、精神的ダメージを受けての好調金本。
そりゃやられますって。

【8回裏】
同点に追いつかれ、ピリピリムードの終盤。
横浜のこの回は主砲ウッズ、好調多村と続く好打順。
ここでもしウッズか多村にヒットが出なければ、この試合の行方が厳しくなるなぁ…と思いながら経過を見ていました。

そして悪い予感が的中。
両者とも凡打でアッサリ2アウト。
「うわぁ〜、アカンなぁ」と正直思っていましたが、後に続く金城・内川・相川といった横浜が誇る若武者達がやってくれました。

まずは金城がレフト前、続く内川もレフト前。
続く相川が勝負強く右打ち。走者一掃のタイムリーとなりました。
打った相川はモチロン殊勲者ですが、それを演出した金城・内川の両名も十分殊勲者であったと言えるでしょう。

【9回裏】
赤星のこの日4安打目となるヒットでいきなりピンチ。
でも、ここで赤星を走らせなかったことが大きかったですね。

門倉の執拗な牽制、相川の警戒。
終盤まで集中力の切れていない相川に、五輪での成長を感じたのは私だけでは無いと思います。

---

この試合のキーポイントは最初から最後まで「四球」でした。
高いレベルでの勝負ですから、いかに相手のミスに付け入る事ができるかどうか…そしてそのミスをこちらがどれだけしないようにするか…。
ごく当たり前のことですが、これが一番難しいんですよね〜。
横浜3−1広島

横浜ファンからすれば胃が痛くなりっぱなしの試合でした。
読売−中日戦のような派手さは無いものの、地味でも見どころ満載だったゲームでしたね。

まずはセドリックの好投。
前回の広島戦での登板は、最終回にラロッカに1発を浴びるものの、チーム先発投手としては初の完投勝利を挙げました。
その辺の相性の良さもあったのか、走者を背負いながらも要所を締めるピッチング。良かったですね。

多村も広島戦では相性よく、昨日から安打を量産。長打も量産。
気持ちよく野球をしている印象を受けましたね。

---

【1回裏】
ヒットとエラー、そして四球が絡み2アウト1・2塁。打者は前田。
昨日の悪夢が蘇りそうな場面でしたが、ここは前田をセカンドゴロに打ち取り、事なきを得ました。
振り返ってみれば、このイニングを無失点で切り抜けたことが、試合終了まで大きくモノを言ったのではないかと。

やはり立ち上がりの初回って大事ですね。

【2回表】
多村がヒットで出塁するも続く古木が三振ゲッツー。
広島先発・黒田との相性の良さを買われてスタメン起用でしたが、思うような活躍が出来なかったようです。

またきっとチャンスは巡ってきます。
何度か巡ってくる間に、自分なりの結果を地道に出していけば、熾烈なレギュラー争いに食い込んでいけると思います。
村田と共に頑張りましょう。次世代の中軸選手。

【5回表】
好投していた黒田をついに捕えたこのイニング。
勝負所のポイントが満載でしたが、何より黒田にとって痛かったのが、セドリックへの四球でしょう。
あの四球の後に種田の勝負強いバッティングが冴え、2点追加。
これが決勝点でした。

本人も試合後のインタビューでその点を挙げているように、とても大きな場面でした。

ついつい投手は「自分が塁に出れば自分の投球が楽になる」と思い、何とかヒットを打とうとするものですが、実は一番良いのは、臭い球はファールで粘り、明らかにボールの球は振らない。そしてヒットよりも四球で出塁することです。

案外投手にヒットを打たれたら、打たれた投手は「交通事故やと思えばいい」と開き直れるものですが、四球は全て自分のせい。
その悔いを引きずったままの投球となりますからね。

そういう意味でも、本塁打よりも価値のある四球でした。

【8回裏】
広島の攻撃、1アウト満塁という絶体絶命の場面。
ここで門倉がスクランブル登板、続く前田・野村を抑えるスーパーリリーフを見せました。
門倉本人にも「痺れる場面」と言わしめるハラハラする回でした。久しぶりに野球の醍醐味を味わいました。

続く9回も門倉がガッチリ3人で抑え、3連続セーブ。
本人もやりがいを感じつつあるのではないでしょうかね?

---

予定されていたマレンを次の阪神戦にスライド。
マレンは阪神を得意としています。
そして同じく阪神殺しの名人三浦も阪神戦に向けて登板を待っています。

最低でも2勝、キッチリと挙げておきたいところですが、ストライキがどうなるか…。
登板予定の選手が一番気にかかっているのではないでしょうかね。
横浜5−9広島

違う意味での天王山。負けられない試合でした。
(言っててむなしい…。・゜・(ノ∀`)・゜・。)
今回は広島の気迫が上回っていたといったところでしょうかね。

投打共に今回は完敗でした。

---

【1回裏】
とにかくこのイニングですね。
2アウトまで簡単にとって、連打の後に痛恨の一発。
これまで好投してきた土肥らしくない投球内容でした。

まぁずっと調子の良いままって訳にもいかないですし、次の登板で今回の失敗を取り返す活躍をしてくれることでしょう。
何より本人が一番悔しかったと思います。

【3回表】
いい感じで攻撃できていましたね。
こちらも2アウトから一挙5得点の集中打でした。

中でも種田のタイムリーが大きかったなぁ。
あれがなければこの回のビックイニングも無かったわけですし、何より勢いを付けてくれました。
多村の36号も種田によりもたらされた物といっても過言ではないかと。

【5回裏】
3回表の横浜の攻撃を振り返って見ると、ラロッカの失策もからんでの得点でした。
野球、とくに高いレベルでの試合では、一つのミスが大きな傷口になったりもします。

このイニング、それが横浜の方に出てしまいましたね。

石井のエラーから前田・シーツに連打を浴び同点に。
これで土肥は降板となりました。
本人も石井も、さぞかし無念だったことでしょう。
この失敗を次に生かすことが出来るならば、今日一日は収穫の一日となります。
やり返しの気持ちを私は期待しています。

【7回裏・8回裏】
そして何より不安に感じたのが調整登板した吉見。
どうも不安定でした。
確かに中継ぎで走者を背負った場面での登板ってこともあったのですが、それでも3つのアウトの間に3安打というのは微妙な成績。
1失点で済んだのが不思議なくらいの内容でした。

土肥・セドリックといった新先発左腕の台頭もあり、本人の中では焦りもあるんじゃないでしょうかね。

その焦りが奮起に変わって欲しい。
そして自信を持って自慢の球を投げ込んで欲しい。
そう思います。

---

さぁ、雨の為に2連戦となった2試合目です。
これはさすがに勝っておかないとまずいでしょ。
横浜5−3ヤクルト

本当に決めてくれました3連勝!
気持ちいい〜、超気持ちいい〜。

---

【1回〜3回】
先発・加藤が3イニングをパーフェクト。
前回先発として初の勝利投手となった加藤もモチベーションは上がったまま。
この3イニングの時点で同点だったものの、この試合は勝てるなと、正直思っていました。

それだけ生きた球を投げ込んでいた加藤が素晴しかったです。

【4回裏】
点を取られたすぐ後に逆転に成功。
このあたり、横浜の方が波に乗れている証拠。
ヤクルトとしたら、嫌な感じの点の取られ方だったと思います。

多村がよく打ってくれました。

【6回裏】
佐伯がヤクルト・鈴木のスキをつく好走塁。
佐伯らしいですね。良い意味で油断も隙もありませんな(笑)
結果的にこの1点が決勝点になったわけですから、野球ってのは面白いですな。

その後に内川に追加点となる長打も炸裂。
やはりあの1本が効いたようです。復調宣言できますね、これは。

【8回表】
加藤の好投のため目立ちませんでしたが、木塚がみせたこのイニングでのピッチング。素晴しいものでした。

先発・中継ぎ-木塚-門倉というリリーフの流れを確立する為にも、木塚の役割は大きいものだと私は思っていました。
そこで3つのアウトを全て内野ゴロに。
今後8回は木塚で大丈夫!といわんばかりの気迫でした。

ここだけの話、去年のペナントレース終盤で私は木塚クローザー論者でした。
山下監督、クローザーも一度試してみてください。
木塚のあの打者に向かっていく姿勢。
あれを9回裏のしびれる場面で私は見たいのです。

---

9月、もう優勝の望みのない横浜ですが、一つでも上を目指し、巻き返しをはかろうという姿勢が見えていて、私はとても嬉しいです。

ファンも例え消化試合だろうとも、こういう姿勢を見せてくれれば、きっとスタンドに足を運んでくれるでしょう。
私も近くにいれば、頻繁に足を運んでいた事でしょう。

確かに、勝敗は大切です。
が、ファンは選手を見に来ています。試合を見に来ています。
今の横浜の野球には、お金を出す価値のある試合が見られています。

それが何より私は嬉しいです。
横浜11−1ヤクルト

本塁打祭りで快勝!
しかも今季対ヤクルト3連戦で初の勝ち越し!
今日は上手い酒が飲めそうですぜ、ダンナ。

---

【1回表】
いきなり無死2・3塁というとんでもない立ち上がりだった三浦。
その後の三者連続三振は圧巻でした。
俺がエースだ!…と言わんばかりの投球でした。

今振り返れば、三浦のピンチらしいピンチはこの回くらいなものだったなぁ…。
アテネで三浦に足りなかった「精神面」、しっかり強化して戻ってきているようです。これは心強い。

【2回裏】
これまでスタメン起用にもバッティングの不調が続いていた内川、彼にタイムリーが出ました。
こういう1本で気持ちの切り替えが出来る選手。
現に後の打席で本塁打を2本記録。
これで残り試合、のっていけるんじゃないでしょうかね。

【3回裏】
2アウト2・3塁、バッターは金城。
低めのボール球を芸術的なバットコントロールですくい上げ、スタンドまで届かせましたね。

あのあたりが金城の持ち味ですね。
喰らいつくような野性味溢れるバットコントロール、魅力的です。

---

まぁその後は多村2本塁打、石井にも本塁打がでるなど、打つわ打つわの花火大会。
その中ウッズに一発がなかった事だけが残念でしたね。

三浦も今季初完投。次回のピッチングも期待できそうです。

さぁ3連勝、いけますよ、今の雰囲気ならば!

1 2 3 4 5 6 7 8 9 >

 

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索